「石橋から人生で一番苦しかったことを聞かれると、浪人時代との回答がありました。岡村は一浪して立命館大学に進学(のちに中退)しています。一年間一日最低でも8時間勉強していたそう。当時は国家公務員を目指していたものの、相方の矢部浩之が誘ったことをきっかけに芸人を目指すようになったそうです」(芸能ライター)
2010年、岡村が病気療養で一時休業した話も。レギュラー番組などの撮影で忙しい中、舞台をすることに。脚本を直していると寝られなくなり、一気に気持ちが下がったという。休業するとなった時、石橋から「また(お笑いを)やりたくなったらやればいいし、ゆっくりしなさい」と連絡が来たという。
「番組では語られていませんでしたが、休業した際、岡村の元には、石橋のほかにも、故・高倉健さん、ビートたけしらから手紙をもらい、明石家さんまやタモリ、故・志村けんさんからも連絡があったそうです」(同上)
当時は「休みたくない」と思っていたものの、石橋らの助言通り休むと、気持ちが戻ってきたと回顧。休業明けは“すべて背負わなければいいんだ”という境地になったことで、誰かに頼る術も学んだことを明かしていた。