下着を切り裂くも性的暴行はなく殺害 被害女性の状態から、犯人は子持ち女性との噂も【未解決事件ファイル】
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 1992年10月1日、石川県金沢市で当時20歳の女性Aさんが何者かに殺害される事件が発生した。被害者の下着は刃物で切り裂かれていたが、性的暴行の形跡は見られず。また、殺害現場からわざわざ4キロ離れている被害者の勤務先まで移動して遺体が遺棄されているなど謎が多く残されている。一体犯人の狙いは何だったのか。2020年6月現在も事件は未解決のままだ。

 遺体が発見されたのは10月1日の未明午前1時。連絡がないまま帰宅が遅れているAさんを心配した母親と姉が勤務先周辺を捜索したところ、駐車場にAさんの車が停められているのを発見。車内にはAさんが助手席に座っていたが、眠るかのように仰向けで横たわっていたという。母親はAさんの肩を揺らしながら「こんなところで寝ていたら風邪を引くよ」と声を掛けたが反応はなかった。母親はルームライトをつけ、Aさんの顔を覗き込むようにして確認すると、Aさんの首に帯状の跡がついており、顔は青紫色にはれ上がっていることに気づく。驚いた母親と姉は、道路向かい側にあるビル1階のスナックに駆け込み、「娘が死んでいる」と叫んだそうだ。それを受けてスナックのママが110番通報し、すぐに警察が駆け付ける事態となった。

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 司法解剖の結果、Aさんの死亡推定時刻は前日の9月30日午後8時前後。死因は紐で首を絞められたことによる窒息死と判明した。まぶたのうっ血具合から長時間にわたって絞められたものと見られている。Aさんの衣服や下着の女性器周辺が鋭利な刃物で切り裂かれており、上半身や乳房からは犯人のものと思われる唾液や毛糸が検出された。