7月2日、武田真治がかねてより交際していた歯科衛生士の女性との結婚を報告し、話題となった。47歳の武田に対し、相手は25歳と22歳差婚となった。

 翌3日には、『爆報THEフライデー!』(TBS系)に、俳優のいしだ壱成が2年ぶりにテレビ出演。45歳のいしだも、2018年に結婚した24歳年下の女性と、1歳9か月の子供との3人での石川県での暮らしを紹介している。

 偶然にも、同時期に活躍した2人の話題が揃う形となった。武田と石田は90年代には「フェミ男」と呼ばれ、高い人気を誇った。これは、きゃしゃな体型を生かして、女性っぽさを持ったファッションを身にまとう男性といった意味合いがあった。こうした時代から比べると、現在の2人の変化は驚きと言えそうだ。


 ​>>もはや『行列』の準レギュラー? 武田真治を再ブレイクさせた“筋肉”はいかにして作られたのか<<​​​

 武田は、フェミ男と時代とは真逆と言える、鍛え上げた筋肉が話題のマッチョな姿となっている。これは当時の反動でもあるようだ。フェミ男時代、武田が痩せていたのは、食事を「贅沢品」と考えて、洋服やサックスなどにお金を注ぎ込んでいたため。ただ、そうした暮らしは不健康と隣り合わせのため、顎関節症を発症。医師や当時の交際女性の勧めもあって、縄跳びから運動を始め、食事に気を遣い、筋肉も付けるようになったという。

 いしだも、3日のテレビで2019年頃から、うつ病を患っていたが、移住によってメンタルが回復傾向にあるとも話していた。
確かに、その前にはツイッター(現在は閉鎖)上で一般ユーザーと激しい言葉でやり合うなど、メンタル面を憂慮するような行動も見られた。そこにあったのは、世間のイメージと、自分がこうありたいというものの間にあるギャップに悩んでいたというのもあるのかもしれない。いしだの見た目はすっかりオジサンになっていたことが、ネット上では話題を集めていたが、むしろ今の方が自然体に近そうだ。

 「フェミ男」時代から20年近く経つため、見た目や人生観などが変わっていくのも必然と言えるかもしれない。