セミファイナルでは、棚橋弘至&飯伏幸太&永田裕志&マスター・ワトの新日本本隊カルテットが、タイチ&ザック・セイバーJr.&鈴木みのる&金丸義信の鈴木軍と対戦した。タイチ&ザックに強奪されたIWGPタッグ王座再挑戦を狙っている棚橋&飯伏、『ニュージャパンカップ2020』で対戦して以来、遺恨が再燃している永田とみのる、凱旋試合の試合後、金丸に襲撃されたワトと、それぞれがテーマを抱きながら行われた今回の8人タッグマッチ。
試合開始のゴングが打ち鳴らされると、リング内外で乱闘が繰り広げられる。リング上では永田とみのるが激しいエルボー合戦。相変わらずお互いに引かない。棚橋&飯伏はタイチ&ザックしか目に入ってない模様。最後は、ワトと金丸の絡みとなり、金丸がレフェリーを盾にしてワトの動きを止めると、サミングからロープへ飛ぶが、ワトがカウンターのドロップキック。さらにスワンダイブ式のアッパーエルボー。永田、棚橋と入ってきてトレイン攻撃を見舞い、ワトがレッグラリアートから、その場飛びムーンサルト式ヘッドバットに繋いでいく。さらにコーナーへ上がってRPPを狙うが、みのるがコーナー上でフロントネックロックに捕らえながら引きずりおろし、スリーパーホールドで弱らせてから、金丸のスライディングキックと、みのるのサッカーボールキックの連携攻撃。金丸はブリティッシュフォールからディープインパクトを完璧に決めてフォールも、金丸はカウント2で引き起こし、タッチアウトを決めて3カウント。鈴木軍が勝利を収めている。