原作は、『凪のお暇』などで知られるコナリミサトの同名漫画。主人公・青山一を演じるのは中村倫也で、青山が営むたこマークの移動珈琲店「たこ珈琲」を中心とした1話2本立てのオムニバス構成となってる。
第1話は、「人情珈琲」と「死にたがり珈琲」を放送。「死にたがり珈琲」は、クレーム対応の電話オペレーターをしている早野美咲(貫地谷しほり)は、心を無にしてただただ謝る毎日を送っていた。ある晴れた休日、美咲が洗濯物を干していると、どこからか珈琲の香りが漂ってきて――というストーリーが描かれた。
※以下、ネタバレ含む。
テレ東の連ドラ枠「ドラマプレミア23」の第一作目ということもあり注目を集めていた本作だが、放送後は視聴者からツッコミが多々集まってしまったという。
「視聴者から指摘されたのはテンポの悪さ。オムニバス形式のため30分でストーリーが完全に切り替わりますが、その切り替わりについていけない視聴者も多くいたようで、ネットからは、『人変わった?』『急に変わったからびっくりした』という声が集まっていました。そのせいかテンポも悪くなってしまい、いまいちストーリーに入り込めない視聴者が続出することに。また、19年にドラマ化された『凪のお暇』(TBS系)では、作中披露された節約術にも反響が集まったものの、本作第1話で披露されたのは、カフェオレにガラムマサラを混ぜるとチャイ風になるという豆知識のみ。珈琲知識を期待していた視聴者からは『ガッカリ』『肩透かし食らった』という声が集まっていました」(ドラマライター)