
『うるしやま家』は、6男6女14人大家族「漆山家」を5年に渡り密着したドキュメンタリー番組で、今回が第5弾の放送となる。
取材が行われた2020年は、長女は就職、次女は大学受験、母親の13人目の子供の妊娠が発覚など様々な出来事があった一方、コロナ禍により子供たちが通っている学校がすべて休校となり、一家14人がひしめく合う状態に。家族が多いだけに新型コロナウイルスに感染しないよう、頻繁なアルコール消毒や体温測定などを行う姿が放送された。
そんなコロナ禍の中、就職活動を行っている長女には、気になっている事が。それは「就職が決まったら家を出なくてはいけない」という漆山家のルールで、先に就職を決めた長男はそのルールに則り、一人暮らしを行っている。
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しかし、家長である父・亨は「(就職が決まっても)女の子は出さない」と突然のルール変更。その理由は「女の子の一人暮らしは危ない」という防犯面での理由および、大家族ゆえに家事などを手伝ってもらうことで、当初は長女も納得していたが、長女の就職先である映像制作会社は遠方であるため一人暮らしが必須であり、長女が一人暮らしをする事を両親に伝えられず悩むシーンが続いた。