4人の知事が関わった東京五輪「世界一金のかからないオリンピック」アピールも実態は?



 東京都が2020年のオリンピックに立候補したのは2011年。翌12年に旗振り役だった石原氏は国政転身を果たしてしまうため、このあたりからグダグダが始まったと言えるだろう。当初は改修計画だった新国立競技場が全面的な建て替えとなり、国際コンペで当選したザハ・ハディド案は、見積もりの2倍以上の2520億円まで膨らんだ。だが、これを白紙撤回させたのが当時首相を務めていた安倍晋三氏だった。結果的に予算が削られ突貫工事で作られたため、冷房もない「安っぽい」作りとなってしまったのはよく知られている。

 こうして見ると、「世界一金のかからないオリンピック」は最初からウソというわけではなかったように見える。

 石原氏から猪瀬氏へのバトンタッチがうまくいかなかった点や、東京都と政府のコミュニケーション不足もありそうだ。「何となく」で物事を進めていくうちに、当初の目標からブレまくった似ても似つかない結果にたどり着いてしまった。このグダグダぶりは、日本社会の姿を如実に反映したものだとも言えそうだ。

記事内の引用について
猪瀬直樹氏のツイッターより https://twitter.com/inosenaoki
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