もともと粗品のことが好きだったというゆりやん。しかし、徐々にせいやへ気持ちが傾いたという。ある年のせいやの誕生日。当時、大阪で活動していた霜降り明星は、フジテレビ・湾岸スタジオで仕事をしていた。ゆりやんはせいやをお祝いするため、勝手に彼らのスケジュールを調べ、ギターを持ってお台場へ。新幹線代も自腹だったという。
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粗品にも協力してもらい、“せいやが楽屋の窓を開けると、芝生に座ったゆりやんが歌でお祝い”というサプライズを仕掛けた。大阪にいるはずのゆりやんが、祝うためだけに東京に来たということも相まってか、せいやは「ゆりやんには悪いけど、ほんまにドン引きしました」と回顧。スタジオを笑わせた。
このほかにも、ゆりやんからの猛アプローチは続いたという。東京へ仕事で来ている時、風邪を引いてしまったせいやは、ホテルで寝込んでいた。すると、そのことを知ったゆりやんから「風邪引いたらしいですね。行きます」と“ボケっぽく”電話で言われたそう。
しばらく寝ていると、ドアからノックの音が……。扉を開けると、チェーン越しに、ゆりやんが現れたため、恐怖に怯えたせいやは「うぁーー!」と叫んだという。彼女としては様子を見に来たつもりだったようだが、せいやからすれば、まさか来るとは思っていなかったため、恐怖を感じたようだった。