キムタク伝説は「あすなろ白書」で主役を蹴ったことで幕開けた
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 木村拓哉が絶好調だ。長澤まさみとの共演映画「マスカレード・ナイト」は、週末映画動員ランキングで2週連続首位(興行通信社調べ)。来年には海外連続ドラマ「THE SWARM」(原題)が日独仏などで世界同時配信される。その22年1月19日には、「Go with the Flow」以来およそ2年ぶりにオリジナルアルバム「Next Destination」をリリース。前作同様、ソロコンサートが開かれる可能性もあり、49歳になってますます磨きがかかりそうだ。

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 木村がトップアイドルに上りつめるきっかけとなったのは、月9ドラマ「あすなろ白書」(フジテレビ系)。93年に放送され、ヒロインの園田なるみ演じる石田ひかりを、木村演じる取手治がバックハグしながら「俺じゃダメか?」とささやくシーンは、「あすなろ抱き」と総称された。

 大学で出会った男女5人の恋や友情を描いた青春群像劇には、木村と石田のほかに筒井道隆鈴木杏樹西島秀俊らが出演。最終回の平均視聴率は31.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を獲得し、藤井フミヤの主題歌「TRUE LOVE」はダブルミリオンを突破。結婚ソングの定番となった。

 同作で木村は、石田、筒井に続く3番手。これは、同作のプロデューサーだった亀山千広さん(現・株式会社BSフジ代表取締役社長)の意に反した。亀山さんは当初木村に、筒井が演じた主役の掛居保役でオファーした。ところが、木村サイドが番手を1つ下げ、初の月9で主演を蹴った。テレビ誌のフリーライターが振り返る。