三重県が主任計量者の資格を取得した人の名前や住所と、2月に実施する予定の資格試験問題などの情報を入れたUSBメモリを紛失したことが判明。またも発生したUSB紛失事案に、呆れの声が上がっている。


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 発表によると、紛失したのは三重県内で主任計量者の資格を取得した1091人の氏名と住所、そして勤務先と、平成27年度以降に試験を受けた人の合否情報、さらに2月に実施予定の主任計量者の試験問題が入ったUSBメモリ2個だ。

 普段、金庫に入れて保管していたが、12日に職員が情報を閲覧しようと金庫を確認したところ、USBメモリがなくなっていることが発覚。職員が敷地内を探したが、見つかることはなく、18日に遺失届を出した。

 三重県によると、USBメモリが最後に使われたのは12月6日とのこと。現状、盗難の可能性は低いとのことだが、そう言い切れるだけの確固たる情報があるのか否か不明だ。また、これまでに情報の流出や被害は確認されていないという。


 公務員が個人情報の入ったUSBメモリをなくすケースは昨今、相次いでいる。昨年10月には、静岡県三島市の中学校教諭が生徒150人分の定期テストの点数や名前が入ったUSBメモリを紛失し、謝罪する事態に発展した。

 また、同12月には鹿児島県の鹿児島大学病院でも、患者16人の名前や年齢などが入ったUSBメモリを医師が紛失している。いずれも「盗難の可能性は低い」と発表されているが、「100%盗まれていない」とは言い切れない状況だ。

 「USBメモリは他のネットワークに接続することで、ウイルスに感染するリスクが高まりますし、紛失の可能性もあるため、大きな企業では使わせない、あるいは会社管理のUSBメモリを持ち出し厳禁で使わせるのが一般的です。自宅で作業ができないという意見もありますが、個人情報を家に持ち帰って作業することは、情報保護の観点から問題があると言わざるを得ません」(民間企業情報システム部勤務経験者)

 相次ぐUSBメモリの紛失事案。
使う場合はリスクもあることを、認識するべきだろう。