昨年7月に大麻使用が発覚し日本相撲協会から解雇処分を受け、同年12月に格闘家に転身した元貴源治(元幕内/現在の活動名は貴賢神)。自身の公式インスタグラムに投稿した内容がネット上で話題となっている。


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 注目が集まっているのは、元貴源治が25日にインスタストーリーに投稿した内容。元貴源治は昨年12月に違法賭博関与疑惑が発覚した木瀬部屋の英乃海(幕内)、紫雷(十両)への処分案を伝える『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社/電子版/25日付)記事のスクリーンショットを添え、「俺と何が違うの? 協会が法律なんか?」と疑問を呈した。

 さらに、元貴源治は直後にもストーリーに投稿。「解雇になった人間殆ど貴乃花親方の味方だった人達。今の上の奴らの一門や部屋の奴らは法律犯しても解雇にならないんやなw 俺の時コンプラ委員会の奴らが法律に触れてるからとか言ってたけど今回のは触れてなかったのかな~ 流石です 相撲協会」と、自身と比べて処分差がありすぎると主張した。

 『日刊スポーツ』を含めた各メディアの報道によると、両力士の賭博問題を調査していた協会コンプライアンス委員会は、両名がどちらも不起訴処分になる見通しであることなどから、24日までに英乃海を1場所出場停止、紫雷を処分なしとする答申をまとめたとのこと。
これを受け、協会は27日に開催予定の定例理事会で正式に処分を決定するというが、元貴源治は処分内容が軽すぎると強く不満を抱いているようだ。

 この元貴源治の投稿を受け、ネット上には「確かにどちらも法律に反してるのに処分差が生じるのはおかしい」、「元貴源治は(昨年10月に)不起訴が決まる前に解雇されてるから納得いかないのも当然だな」と同調する声が挙がった。一方、「怒る気持ちは分かるが、薬物使用には違反者は基本的に解雇って規定があるだろ」、「一門うんぬんじゃなくて、単に協会規定があったか無かったかってだけの話では?」との指摘も多数みられた。

 「協会は2008~09年にかけ若ノ鵬(当時幕内)、露鵬(同幕内)、白露山(同十両)、若麒麟(同幕内)と力士の大麻使用が相次いで発覚した問題を受け、同年2月に薬物使用禁止規定を制定。同規定では違反者は原則解雇とされており、これが元貴源治が解雇処分を受けた主要因とされています。一方、賭博行為については同様の規定はないため、規定の有無が元貴源治と英乃海・紫雷の明暗を分けたのであり、一門の違いなどは関係ないとみるファンも少なからずいるようです」(相撲ライター)

 なお、協会は2010年に勃発した野球賭博問題では全24名の力士を処分しているが、このうち解雇となったのは賭け金・常習性が突出していた琴光喜(当時大関)のみで、その他は1場所謹慎が18名、処分なしが5名とほとんどが軽い処分にとどまっている。
そのため、一部からは「今回の処分案は12年前の前例を踏襲して決めたのでは」という見方も挙がっている。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
元貴源治の公式インスタグラムより
https://www.instagram.com/takakenshin97/