昨年11月の代表就任以来、いまいちパッとしないのが立憲民主党代表の泉健太衆議院議員だろう。野党第一党としての存在感を発揮できないでいる。

 とりわけ批判を集めているのが優柔不断ぶりだ。立憲民主党は昨年10月に行われた衆議院議員選挙で、共産党と候補者の一本化などの選挙協力を行うも結果を残せなかった。そのため泉氏は、代表戦出馬時から、共産党との選挙協力の見直しを含め、距離を置く姿勢を明言していた。

 ​>>立憲民主党泉代表が“苦しい言い訳”、過去にも「あり得ない」と批判されたことも<<​​​

 その通り、泉氏は今年1月9日放送の『日曜討論』(NHK)では、政権構想に「共産党はない」と明言するも、選挙協力は継続すると表明している。共産党とはっきり距離を置けない姿勢が見える。やはり票は失いたくないのかもしれない。

 3月には、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、ウクライナのゼレンスキー大統領の国会演説が計画された。これを受け、泉氏は同16日のツイッターで「オンライン技術論で論ずるのは危険。私は日本の国民と国益を守りたい。だから国会演説の前に『首脳会談・共同声明』が絶対条件だ。演説内容もあくまで両国合意の範囲にすべき」と異を唱えた。これには多くの批判を集め、泉氏は演説そのものに反対ではないと釈明した。それでも、何でも反対ありきの野党的スタンスが物議を醸したと言えるだろう。