記事によると、提言では、映連にハラスメント防止に向けた明確な改善策を打ち出す社会的責務があるとした上で、ハラスメントや暴力を「容認しない」とする声明の発表や実態調査、ガイドライン(指針)の作成、第三者機関による相談窓口の設置などを求めた。
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それに対して、映連は「本件についての考え方の公表につきましては、これらの取り組みにおけるすべての具体的施策とともに一括して行う予定です」などと回答。この回答に対して、同会は「具体的な内容については明らかにされておらず、また実施時期についても明記されておりません」と指摘した。
このようなやりとりが行われている中、発売中の「週刊文春」(文芸春秋)が有名監督による現場での暴力加害を報じた。
記事によると、加害者は東京五輪公式記録映画の総監督を務めるなど、日本を代表する映画監督の1人となった河瀬直美監督。