鹿児島県鹿児島市の私立樟南高校で、28歳の男性常勤講師が教員免許を持たずに8日間授業を担当していたことが判明し、驚きが広がっている。

 高校を運営する学校法人時任学園によると、この男性講師は2020年4月に寮の管理を担当する舎監として採用。
その後、22年度に学生が増えたことから講師の増員を図り、男性が「教員免許を持っている」と話したことから、4月から常勤講師に採用した。

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 これを受けた男性講師は現代社会と政治経済、さらに公民を担当。4月11日から5月9日にかけ、大型連休や欠勤を挟んで8日間授業を担当した。学校側は9日に免許を提示するよう求めるが、男性は翌日から出勤せず、12日に姿を見せ、教員免許を持っていないことを報告した。男性講師は「単位を取得したつもりだった」などと弁明し、5月31日付で依願退職した。

 驚きを隠せない無免許教員による授業。
かなりレアケースではあるが、過去にも発生したことはある。2014年、大阪府東大阪市の中学校で勤務していた当時45歳の男性教諭が偽造した教員免許を用い、15年間教員として勤務していたことが発覚している。男は友人から借りた免許状の名前などを書き換えて偽造し、大阪府教育委員会に提出していた。この当時もチェックの甘さなどが問題になった。

 今回の事案に、ネット上では「教員免許状は都道府県教育委員会が発行するため、書式がバラバラで統一していない。そういうところをしっかり統一してみてはどうか」「学校側が性善説を採用しすぎている」「正直、塾の講師の方が教え方はしっかりしているし、授業は問題なかったんだろう」「自分を担当していた教師も質が悪く、教員免許を持っていないのではないかと思った。
こういう人間、かなり多くいそう」という声が上がっていた。