元プロ野球選手で読売巨人軍前監督の高橋由伸氏とフリーアナウンサーの馬場典子が11日、都内で行われた「NISAの日記念イベント ~資産所得倍増に向けて~」に出席した。

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 昨年11月に政府が「資産所得倍増プラン」を取りまとめ、令和5年度税制改正大綱でもNISAの恒久化・抜本的拡充などが明記されたことを踏まえ、日本証券業協会、日本取引所グループ、投資信託協会が「資産所得倍増プラン」を盛り上げようと企画した本イベントは、「NISAの日」(2月13日)の記念イベントとして開催され、一般参加者約150人が参加。
冒頭、岸田文雄内閣総理大臣からのビデオメッセージも紹介された。

 また、木原誠二内閣官房副長官、中島淳一金融庁長官、渋澤健(コモンズ投信 取締役会長)、永井浩二(野村證券 取締役会長)、松谷博司(投資信託協会 会長)の各氏も壇上に上がり、NISAについてのディスカッションを行った。

 高橋氏は冒頭、3月に開催されるWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)について聞かれ、「世界一をめざして勝ってほしいです」と日本代表にエールを送った。参加選手の中では大谷翔平選手に注目しているようで、「世界の中でもナンバーワンと言っても過言ではない大谷選手を日本で見れるのは嬉しい」と述べ、「日本のプロ野球からも村上宗隆や山本由伸が出場しますが、世界のトッププレイヤーとどう戦うか注目したいです」と村上ら国内で活躍する選手にも期待を寄せた。

 NISAに絡め、資産運用について聞かれると高橋氏は「私の仲間も向こう(アメリカ)で戦ったりした者がいます。その彼らに運用の話を聞くことがあります。
アメリカに渡ると運用は当たり前のことなんだなと思いました」とコメント。だが、実際にプロ野球の現場で資産運用の話題などはあまりしにくいとも述べ、「お金の話は選手間でなかなかしにくいんです。プロ野球選手も入団した時に指導を受けたりした方がいいのではと思います」と野球選手にもっと資産運用についての知識を持ってほしいと呼びかけた。

 高橋氏は「現役時代は、先輩たちが、投資について話すのをロッカーの中で聞いたことがあります。でも、なかなかそれについて、深くこちらから尋ねたり聞いたりはしづらいという雰囲気でした。興味はあっても聞けないというところで、もっと話を聞いておけばよかったと思います」と現役時代のエピソードも回顧。
「聞いたらやらないといけないのかなとか、あまりそういう方面に入り込んでいけないのではと勝手に思い込んでいたところがあったんです。もっといろんな人の話を聞いて判断していくことが大事なんでしょうね」と話す。

 馬場アナはそんな高橋氏に、資産運用などの情報の集め方を取材経験を踏まえて紹介。「私はそういう情報は新聞や既存メデイアから集めます。SNSで登録している媒体の記事なんかも見ます。あとはローラー作戦です。
いろんな人に話を聞きます。誰かに寄りかかるのではなく自分でしっかり考えていくのが大事です」と話していた。

(取材・文:名鹿祥史)