いま離婚コンサルタントの池内ひろ美氏の『妻の浮気 男が知らない13の事情』(新潮社)という本を読み返しているのです。 いろいろな浮気をする妻をレポートしたもので、それぞれにおもしろいワケです。


そこで、筆者も人妻を中心に浮気について、いろいろ調べてみました。

米国では1948年『キンゼー研究所』が調べた結果だと、当時の若い人妻のうち8%が、夫以外の恋人がいて、35歳には20%に達するということを発表しています。

1980年、米国の『コスモポリタン』という雑誌によると、34歳までの人妻のうち、50%が夫以外の男性と肉体関係を持っていたという報告があります。 時代の差でしょうか、48年のキンゼー研究所と80年のコスモポリタンとではずいぶん差がありますね。

日本ではどうでしょう?

総合探偵社の株式会社MRが、2016年に浮気・不倫についてのアンケート調査をしており、既婚女性2162人のうち26%にあたる556名が経験ありとのこと。

一般社団法人日本家族計画協会家族計画研究センターの『ジャパンセックスサーベイ2020』によると、2017年の調査で浮気・不倫経験があると答えた男性は37.0%、女性は24.4%。


それが2020年の調査では、男性67.9%、女性46.3%と大きく大激増。なんと男性は7割弱、女性は半数近くと激増しているとはちょっと驚きです。

2020年に何があったかというと、新型コロナの流行が始まった年。この調査は、2020年2月21日~24日で、この頃はトイレットペーパーが無くなるといったデマが起こるほど、不安感が強かった時代。その不安感から日本の男女はいっせいにお盛んになったのでしょうか?

とはいえコロナ禍になったとたん、それまで減少していた梅毒患者が急増したこともありますし、まったく関係がないとも言い難いですね。

一般には、いまやほとんどの人がスマホを持ち、出会い系アプリの利用する人が増えたこと。
SNSの普及で、これまで以上に気軽に出会えたり、人を呼び出しやすくなっていることや、ここ数年で不倫への壁が低くなってきているのも、不倫が増えている理由と言われています。

不倫は法律で禁止されているわけではありませんが、もしバレたら家族を巻き込む大問題になりかねません。不倫する前にそのことをよくよく考えてほしいものです。

プロフィール

巨椋修(おぐらおさむ)
作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。

2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。