20日に行われ、中日が「5-6」で敗れたヤクルト戦。試合後に伝えられた中日・立浪和義監督のコメントが物議を醸している。


 中日はこの日8回表終了時点で「5-2」と3点をリードしていたが、直後の8回裏に4番手・フェリスが無死一塁からサンタナに17号2ランを被弾。その後1死一塁になったところで立浪監督は福敬登をマウンドに送ると、2死一、二塁とピンチが広がった後には松山晋也も投入した。

 だが、その松山が暴投で1点を失い同点に追いつかれると、回またぎで登板した9回裏には1死満塁からオスナにタイムリーを打たれサヨナラ負け。継投策は完全に裏目に出る形となったが、試合後に取材に応じた立浪監督は「ピッチャー交代に関しては最善を尽くした。結果は仕方ない」、「(松山回またぎは)延長のことも考えないといけない」と最善策だったという旨を口にしたという。

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 立浪監督のコメントを受け、ネット上には「今日の継投のどこが最善を尽くしているのか」、「打たれたのは結果論?自分の責任を棚上げするなよ」、「フェリスを変えるとこまでは分かるがその後は…もう少し福に任せる考えは無かったのか」、「松山使うなら捕手も代えるべきだったのでは」といった批判が寄せられた。


 「20日の試合では松山が登板した時点で中日のブルペンは残り3名となり、延長戦で1人1イニングを投げると仮定すると1イニング分足りない状況に。立浪監督はその穴を松山回またぎで埋めようとしたわけですが、フェリス、もしくは福を8回裏終了まで我慢していれば、松山1人に負担がかかる状況は避けられていた可能性はあります。また、フォークを武器とする松山が暴投を犯すリスクを下げるために、今季の捕逸数が3の宇佐見に代え、捕逸数1の木下拓哉にマスクを被らせるべきだったのではという意見もあるようです」(野球ライター)

 3点リードから痛恨の逆転負けを喫したセ・リーグ最下位の中日。5位ヤクルトとのゲーム差は2.5に広がっている。

文 / 柴田雅人