かつて、「NHKニュース7」でお天気キャスターを務め、“7時28分の恋人”と称されるほどの人気を博していた半井小絵(41=なからい・さえ)が、大胆な路線変更で、再ブレイクを狙っている。

 この11月7日、半井は1st写真集「雲の向こうへ」(イーネット・フロンティア)を出版し、下着姿を披露。

12月12日に発売される1st DVD「心模様」(同)では、水着姿も見せているという。

 お天気キャスターの写真集といえば、最近では新井恵里那(24)や、美馬怜子(30)の例があるが、なにせ若さが違うだけに、半井写真集の売れ行きが気になるところだが、Amazonのベストセラーランキングでは「タレント写真集部門」で37位(20日18時現在)と、なかなかの健闘ぶりを見せている。

 15日に、都内で写真集の発売記念イベントが開かれたが、囲み取材に答えた半井は、今後はバラエティーや女優への挑戦にも意欲を見せた。

 半井は72年12月26日生まれ、兵庫県伊丹市出身。関西学院大学卒業後、日本銀行に就職。日銀在職中の01年3月に、気象予報士の資格を取得。
同年、日銀を退職し、財団法人日本気象協会に転職した。

 02年4月より、NHK総合テレビで関東・甲信越ローカルの気象情報を担当し、キャスターデビュー。04年3月より、「NHKニュース7」のお天気キャスターに抜てきを受け、その人気を不動のものとした。06年大みそかには「第57回NHK紅白歌合戦」にも出演。10年6月に発表されたオリコン調査の「第6回好きなお天気&気象予報士ランキング」では、堂々の3位(女性では2位)に入ったこともある。

 ところが、11年2月、一部週刊誌が当時、レンジャーズに在籍していた建山善紀投手(前阪神=今季限りで引退)との不倫疑惑が報じられた。
本人は「食事をしていただけ」と全面否定したが、同年3月末、実に7年間出演した「ニュース7」を降板した。春の番組改編で、首都圏ローカル番組への配置転換が予定されていたが、半井自身がそれを辞退したのだった。

 心機一転、半井は12年にセントフォースに籍を移し、同年4月から、さまぁ~ずが司会のフジテレビ深夜のバラエティー番組「フジテレビに出たい人TV」にアシスタントとして出演したが、番組は半年で終了。その後は、パッとせず、気象に関する講演活動などを行っていた。

 今年9月、セントフォースからバージニスプロモーションに移籍し、思い切ったセクシー路線への転向に踏み切った。

 女子アナ・ウォッチャーのK氏によると、「清楚な雰囲気で童顔。
その割に、隠れ巨乳で、ミニスカートなど露出度の高い服装も着用するギャップもあり、中高年男性から圧倒的な支持を集めていました。これが、NHK降板直後であれば、インパクトもあったと思いますが、さすがに3年も経つと、『今さら』感はぬぐえません。しかし、潜在的な人気はそれなりにあって、“熟女枠”で、そこそこの需要はありそうです。ただ、お天気キャスターとしての復活は、もうむずかしいかもしれません」と語る。

 ヌードに関しては、「考えてない」と否定している半井。路線変更で、どこまでかつての輝きを取り戻せるか注目だ。

(坂本太郎)

画像:半井小絵オフィシャルブログから http://ameblo.jp/nakarai-sae/