【不朽の名作】恐竜ブームの最中に登場した「REX 恐竜物語」とは何だったのか

【不朽の名作】恐竜ブームの最中に登場した「REX 恐竜物語」とは何だったのか
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 1993年というのは異様なほど「恐竜」が流行った年だった。地方・都市問わず恐竜関連のイベントは盛況。映画『ジュラシック・パーク』のヒットはもちろんのこと、同時期に公開されたアンパンマンの映画も『それいけ! アンパンマン 恐竜ノッシーの大冒険』、ドラえもんでも、本編と抱き合わせ公開されたドラミちゃんの映画の題名が『ドラミちゃん ハロー恐竜キッズ!!』といった状況で、みんな恐竜に夢中だった。NHK教育(現・NHK Eテレ)の、『天才てれびくん』の枠内で放送され、オタク用語の「萌え」の語源はこの作品の主人公・萌ではないかと、一時期噂されたアニメ『恐竜惑星』も1993年の放送だった。そんな恐竜ブームの最中、「恐竜」を題材とした作品のなかでも、ひと際異彩を放つ作品が誕生した、それが今回紹介する『REX 恐竜物語』だ。

 この作品は、子役時代の安達祐実が主演していることで有名で、当時はメディアミックス戦略が功を奏し、かなりのヒット作となった。『ジュラシック・パーク』を引き合いに出し、日米恐竜対決と煽る報道も当時あったような記憶がある。しかしこの映画、「恐竜」を題材とした映画なのに、恐竜である必要がまったくない作品なのだ。

 ストーリーをざっくり解説すると、以前に紹介した『北京原人』とほぼ同じような展開で進む。それこそ北京原人がストーリーをパクったのではないかと疑うほどに。類似している部分を挙げると、「よくわからない設定で古代生物を復活させる」、「復活させたが、どう接するかで苦戦する」、「別の組織から横槍が入り、古代生物を奪おうとする」、「最後は本当の故郷があるからと、古代生物を原野に帰す」、「佐藤蛾次郎がよくわからない役で出演している」などだ。しかし、作品的には、“親子の絆”、“恐竜と少女の絆”というテーマが大枠としてあるので、『北京原人』よりは、遥かに映画として見られる作品にはなっている。しかし、このテーマなら、別に恐竜でなく、北京原人でも宇宙人でも、妖怪でもなんでも、とりあえず成立してしまうストーリーだ。

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