門真市の門真団地、カタツムリ大量発生事件は、記憶に残っている方も多いだろう。

 この門真市について数年前から喧伝されているもうひとつの噂がある。
 同市S町と隣接する町の一部をあわせたエリアにおける、『人口300名強・117世帯を対象に、13年間にわたる死亡者が半数(!)の160名いて、うちガン82名・白血病18名だった』というものである。大阪府全体の白血病での死亡率は、1988年から1992年までの平均で10万人中年間4.4人(「大阪における成人病統計」大阪府環境保健部)らしく、当時高圧線や携帯基地局などによる電磁波の影響が取り沙汰されたのも、記憶にあるところだ。

 いっぽう、カタツムリはマイナス120度以下でも死なない生物だが、電磁波にはめっぽう弱く、50ヘルツの極低周波で若死にする、らしい。これは北里大学の電磁波研究として有名なもの。この極低周波磁界(パソコンやテレビの画面などの電磁波)については、WHO(世界保健機構)の付属機関が、2001年10月に「ヒトに対して発ガンの可能性がある」と発表した。

 このように大量白血病死とカタツムリの異常行動とは、低周波電磁波、というキーワードでひとつに繋がるが、ほんとにカタツムリ大量発生との関連はないのだろうか。

 現在門真団地の現場では、防疫所によるカタツムリの駆除が随時行われているくらいで、事態は沈静化している。が、未だ市もこの大量発生の原因はわかっていない。たんに人為的に誰かがカタツムリをたくさん持ち込んだ、というようなことで済まされていい状況とも思えないが…。(了)