リオ五輪が教えてくれた「東京五輪の野球・ソフト」の課題

リオ五輪が教えてくれた「東京五輪の野球・ソフト」の課題

 アメリカメディアが衝撃的なレポートを発表した。その内容は東京五輪の追加種目となった野球・ソフトボールにも影響を与えそうだ。

 リオデジャネイロ五輪のテレビ視聴率(平均)が前回大会のロンドン五輪と比べ、15%近くも落ち込んだ−−。アメリカの3大ネットワークのひとつであるNBCがそう発表した。アメリカの視聴率調査会社のニールセンも「リオ五輪開幕式の視聴率は16.5%、ロンドン五輪は23.0%だった」と伝えている。これを聞かされた民放TV局スタッフがこう言う。
 「アメリカのテレビ各局が『オリンピックは商売にならない』と判断すれば、リアルタイムでの中継数を減らしていくでしょう。東京五輪に広告出資する企業は海外メディアによる世界規模での露出度を期待していたわけですから、これから出資しようと検討していた企業は二の足を踏むことに…」
 また、米国人ライターもこう付け加える。
 「オリンピックそのものへの関心が薄れたということはないと思います。若い世代はスマホでオリンピック中継を観ており、こちらは視聴率には反映されません。リオと東海岸の時差はマイナス約1時間、西海岸は同約4時間。時差の影響もなかったとは言い切れません」

 但し、主にスマホで五輪を観た世代は30代までとされており、若い世代がどれだけ関心を持っていたか、判断ができない。しかし、「開会式はCMが多すぎて集中できなかった」とする声も米メディアは伝えており、オリンピック中継の在り方は検討する時期に入ったのかもしれない。
 日本とニューヨークの時差は約13時間(サマータイム)。自国のスター選手が出る、あるいは記録の掛かった競技でない限り、アメリカはダイジェスト編集などで東京五輪の中継の仕方を変えてくるかもしれない。その場合、メジャーリーグの公式戦が行われている時期にオリンピックの野球を大きく扱ってくれるかと聞けば、答えは「ノー」。野球・ソフトの追加種目の当選を目指した関係者の真の目的は、五輪の正式競技に復帰すること。そのためには野球大国・アメリカの協力が不可欠である。

 「テレビにおけるオリンピック競技の中継時間は2時間以内が理想的とされています。野球は競技の特徴からして、2時間以内でおさめるのが難しい。北京五輪のときのようにタイブレーク制が採用されたり、あるいは7回終了なんて変則ルールになるかも」(前出・TV局スタッフ)
 国内の野球ファンのことをいちばんに考えてくれるのなら、NPBと同じルールが望ましい。高校野球のように、守備のタイムに制限数を設ける方法もある。野球・ソフトが東京五輪で成功をおさめるにはクリアしなければならない難題がまだありそうだ。

当時の記事を読む

リアルライブの記事をもっと見る

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース 特集・インタビューの主要ニュース

もっと読む

「オリンピック」に関する記事

「オリンピック」に関する記事をもっと見る

次に読みたい「オリンピック」の記事

次に読みたい「オリンピック」の記事をもっと見る

スポーツニュース

スポーツランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る
2016年9月7日のスポーツ総合記事

キーワード一覧

このカテゴリーについて

試合結果、選手の裏話、ゴシップ、注目のスポーツイベント情報などスポーツ好き情報をお届け中。

通知(Web Push)について

Web Pushは、エキサイトニュースを開いていない状態でも、事件事故などの速報ニュースや読まれている芸能トピックなど、関心の高い話題をお届けする機能です。 登録方法や通知を解除する方法はこちら。