タレントのKABA.ちゃんが10日、都内で行われた「永尾まりやイメージキャラクター ぷりぷりプリンセス」商品発表記者会見に出席した。KABA.ちゃんは今年、タイで性別適合手術を受け、戸籍上の性別も女性に変更したばかり。

最近、映画やモデルの仕事をしないかと「表参道でスカウトされた」と近況を嬉しそうに紹介したが、「実はそれAVのスカウトだったんじゃないですか」と報道陣に突っ込まれると思わず苦笑い。「セクシー女優系でも受けていたかも」と切り返して周囲を笑わせた。

 理想の男性のタイプについて問われると、KABA.ちゃんは「ちゃんと働いている人」とコメント。「働いているって言って働いていない人もいるんですよ。ちょっとお金貸してとかね。いたんです、そういう人。
でもそういう人はもうちょっと…」とこの日、自身の恋愛観をしみじみと告白。

 報道陣からは容姿以上にKABA.ちゃんの肌のきれいさも話題になったが、これについては「お金かけていますから」と自信たっぷり。女性になるためにかかった費用について「喉(声を変えるのは)は意外と安くて30万円くらい。下(下半身)はいろいろとアテンド料とか足して150万くらい。全部入れても200万円しないくらいで帰ってこれました」と明かし、「グラビアにも挑戦してみたいです」とニヤニヤ。

 女性になり、モテキも到来しているようで、「最近、プロポーズされました」とKABA.ちゃん。
「よくカラオケに行く友達なんですけど、これまで全然そういう関係じゃなかったんです。それがカラオケで歌っていたら突然…」とプロポーズを受けた状況を説明。「笑っちゃいました。最初は冗談だと思っていたんです。でも照れくさそうに言っているから、あ、この人、わたしのこと本当に好きだったんだって」と満面の笑み。

 結局プロポーズは受けなかったといい、「だってタイプじゃないから」と照れ笑い。
「友達としか見ていなかったから…。最初の人はこういう人と自分の中では決めているものがあって」と断った理由を説明し、「(出会いは知人じゃなく)ゆきずりでもいいんじゃないかって」と話していた。

(取材・文:名鹿祥史)