【放送都市伝説】今ならタブーな生放送内容で、犯人逮捕に協力した伝説の番組

【放送都市伝説】今ならタブーな生放送内容で、犯人逮捕に協力した伝説の番組
 1970年代から80年代にかけて日本テレビで放送された人気情報バラエティ番組『テレビ三面記事 ウィークエンダー』。

 この番組が放送されていた1977年、同番組の取材をきっかけに指名手配犯の男が無事に逮捕されるという出来事があった。

 1977年2月14日の読売新聞の夕刊は「ウィークエンダー犯人逮捕」という見出しで、この“大捕物”を報じている。

 記事によると、2月12日放送の『ウィークエンダー』が、1976年12月に大阪市内で発生した婦女暴行事件を「変態強盗暴行魔」というタイトルで放送。番組によると大阪府北区に住むA子さんの自宅に暴行魔が侵入。A子さんが激しく抵抗したため男は暴行を諦め逃亡したのだが、男は逃げる際に、自分の顔写真が入った小物入れを落としていた。男は婦女暴行の容疑で全国指名手配されたが、事件から2ヶ月経過しても有力な情報が手に入らなかった。

 この事件に目をつけたのが同番組のスタッフ陣。スタッフはすぐに現地調査を行い、人気レポーターであった桂朝丸(現:桂ざこば)も現場に急行。生放送中に暴行魔が落とした顔写真入りの小物入れをモザイクなしで放送した。

 すると、放送してからすぐ、視聴者から「よく似た男が博多市のスナックで働いている」との情報が福岡県博多署へ寄せられ、博多署が男の行方を調査したところひとりの男が捕まった。捕まったのは福岡県在住の二十代の男。男は日常的に女性に暴行を働いており、この日も自身が住む福岡から離れた大阪へ女性を暴行する目的で旅行していたという。

 同番組の担当者は読売新聞の取材に応え、「事件自体は大阪の夕刊に載っていて知った。写真を落としていたとはいえ、こんなに早く犯人が捕まるとは思ってもみなかった」と話している。

 現在はコンプライアンスや報道規制の問題から、容疑者の顔写真が生放送中に登場することはほぼないが、規制なしに悪人をただひたすらに追い詰める『ウィークエンダー』および昭和のテレビ局の姿勢はなんともパワフルである。

文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)

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「【放送都市伝説】今ならタブーな生放送内容で、犯人逮捕に協力した伝説の番組」の みんなの反応 2
  • 匿名さん 通報

    警察の公開捜査より効果的である。昨今はプライバシーやら人権やらが先行して逮捕の妨げになっている兆候が否めない。悪は悪。必ず法の裁きを受けさせねばならない

    3
  • 匿名さん 通報

     昔の日本は本当に安全だった。 悪いことをしたら、ご先祖様に申し訳ない!!という気持ちがあったからだ。  自分の家族、家系、そして、国に誇りがあれば、悪いことを出来るはずがない

    2
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