報道によると女は娘と2人暮らしで、生活保護を受けていた。公判では「外食や娘の洋服代で出費がかさみ、生活が苦しかった」と動機を述べた。最初は娘が着られなくなった服をインターネットオークションに出品していたところ、購入者の男から体操服や下着、水着を求められて販売するようになったという。「娘のわいせつな写真を付けてくれれば高く買う」と持ちかけられ、「やってはいけないとちゅうちょしたが、切羽詰まって娘に頼み、撮影してしまった」と語った。写真などは複数回、郵送やLINEで送信する形で売却。娘とのデートを持ちかけるメッセージも送っていたという。
ネットユーザーからは「背景に母子家庭の貧困問題があるのでは」と想像する声もあったが、「実刑にすべきではなかっただろうか」「この親子の今後が心配」と判決に疑問を呈し、子どもの行く末を案じる声が最も多かった。執行猶予ということで、親子がまた一緒に暮らす可能性もある。その場合、今後親子の生活がどうなっていくのか考えると、確かに不安でしかない。