計画停電の不公平感 運用変更で解消できるのか?

計画停電の不公平感 運用変更で解消できるのか?
       

 3月14日に開始された東京電力の計画停電は、その不公平感に苦情が殺到している。

 「大半の東京23区など、除外されている地域がある」「グループによって、停電の回数が違いすぎる」「同じグループなのに、停電する地域としない地域がある」「有力者がいる地域は停電しない」「高級住宅地は停電しない」等々だ。

 現実として、大半の東京23区等、元から計画停電エリアに設定されていない地域があるが、東京電力側は市民を納得させられるだけの理由を示していない。停電回数の違いにしても、1日に2回停電した地域がある一方、1回も停電がなかった地域があるなど、何の配慮もなかったのは事実だ。

 そういった不公平感の緩和に対応しようと、3月28日から開始したのがグループの細分化。これまで、第1〜5グループまでに分けられていたが、同じグループでも停電する地域としない地域が発生し、苦情の温床となっていた。新運用では各グループをA、B、C、D、Eの小グループに分け、どのグループのどこの地域が停電するかを明確化した。東京電力では、たとえば、あるグループのA〜Cを停電させた場合、次回の同グループの停電ではD、Eで実施するなどして、公平さを重視するとしている。

 この運用がうまくいけばいいのだが、そう簡単に不公平感の解消はできそうにない。新運用初日となった28日、朝一の第1グループは回避されたものの、9時20分〜13時設定の第2グループA〜Cは実施された。26日、27日は休日のため、計画停電は実施されなかったが、25日に唯一実施されたのが第2グループ。第2グループA〜Cの住民からは、早くも「何で、うちの地域ばかり停電させるんだ」と怒りの声も。

 一部では“無計画停電”とも、やゆされている計画停電。我々、市民は新運用が公平に実施されるかを注視する必要があるだろう。
(蔵元英二)

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計画停電の不公平 不満爆発の声も
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計画停電の不公平に足立区と荒川区が激怒!
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2011年3月28日の社会記事

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