倉涼子主演のテレビ朝日系の人気シリーズ「ドクターX~外科医・大門未知子」が、今年10月期に2年ぶりの放送が決定したことを、発売中の「女性自身」(光文社)が報じている。

 特定の病院や医局に属さない、フリーランスの女性外科医・大門未知子の活躍を描いた同作。
2012年10月期に第1シリーズが放送され、17年の第5シリーズまではすべて10月期に放送。第2から第5シリーズまでは全話平均視聴率が20%を突破(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)し、今やテレ朝の看板ドラマの1つとなった。

 ファンの間では新シリーズの放送に期待が高まっていたが、昨年10月期は同局で米倉が主演する「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」が放送され、全話平均15・6%。「ドクターX」には及ばなかったものの、高視聴率を記録していた。

 「テレ朝幹部は何度も『ドクターX』の続編を米倉に打診したが、『新しいことに挑戦したい』とクビをタテに振らず。そのため、続編が放送される可能性はないと思われていた」(テレ朝関係者)

 同誌によると、今年は開局60周年という記念イヤーでもあるため、米倉サイドと極秘裏で「ドクターX」の復活を粘り強く交渉。
そのため、続編の放送はテレ朝内の幹部以外はほとんど知らない“超極秘扱い”だという。

 米倉がオファーを受けた理由は、テレ朝が出した破格の待遇。これまで「ドクターX」のギャラは、女優の中でもトップクラスで1本500万円以上。しかし、今回は1本800万円以上が提示され、ドラマが放送される3か月間で総額約1億円が支払われるというのだ。

 「米倉がオファーを受けた背景には、事務所の経営問題もあったのでは。続々と社員が退社してしまい、武井咲剛力彩芽らも以前のようにバリバリ仕事をこなさなくなってしまった。
そんな状況なので、米倉は自分が稼いで事務所の屋台骨を支える意気込みなのだろう」(芸能プロ関係者)

 以前から浮上している映画化話も現実味を帯びそうだ。