海外ニュースサイト『New York Post』は、南アフリカ・ヨハネスブルグで、少女をレイプした男が、地元自警団に復讐され、睾丸を切り落とされて死亡したと6月20日に報じた。
同記事によると15日の夕方、3人組の男が、近くを歩いていた14歳と18歳の少女2人を銃やナイフで脅しながら、集団レイプに及んだという。この事件を受け、地元住民からなる自警団は復讐として、レイプ犯とされる男3人をヨハネスブルグの公園で襲撃したという。このうち2人は何とか逃げきったそうだが、残る1人は自警団に捕まり、睾丸を切り落とされ、殴り殺されたそうだ。
警察は27日現在、逃げた男2人の行方を追っているそうだ。また、地元住民に対して、自分たちの手で制裁を行なわないよう警告しているという。なお、現在自警団の中から逮捕者は出ていないそうだ。
国際ニュースメディア『AFPbb NEWS』の2018年9月11日の報道によると、南アフリカでは2017年、殺人発生率がさらに増加し、犠牲者数が2万人を超えたことが判明。国連に提出された警察機関の調査報告書によると6年連続で殺人発生率が増加。1日当たり57人が殺害されている計算で、警察官が不足しており殺人者の逮捕などに苦慮しているという。