元レースクイーン SM殺人事件に見るプレイの危険性

 元レースクイーン・Vシネマ女優のK被告の事件。K被告が彼氏の背中を果物ナイフで刺したとされ、それがSMプレイだったかどうかというのが大きな争点となった事件と聞いて思い出す方も多いだろう。
 事件は、SM的なセックスの日常こそ被告は認めたものの、犯行自体も、またその動機のSM性も否認のまま判決が下ったようである。
 それにしても、江戸川乱歩の『D坂の殺人』のようにSMプレイの最中に誤って死亡事故を起こしてしまうことは、現実に起こりうることなのだろうか。
 電話取材してみよう。

 「私が聞いたことがあるのは、今はなき中野区の某SMクラブで、お客さん…お医者さんのM紳士だったそうですが、針プレイで心臓発作を起こして亡くなったという話なら聞いたことがあります」(都内・老舗クラブ店長談)

 実際には、真偽のほどはわからないそう。ほんとうだったら、気の毒な話だ。氏は続ける。

 「SMプレイには技術と愛情が必要なのです。ソープ嬢上がりで男に恨みを持っていたにわか女王様が、片足を上げさせて縄縛りのまま放置プレイ、バランスを崩してくいっと縄が首に入ってしまって半身不随、なんて話も聞いたことがあります」(同)
 ネット掲示板によると、アルコール○腸なども、危険な禁じ手だそう。

 かつての、大阪高等裁判所平成10年7月16日判決においては、裁判所がSMプレイを理解し、嘱託殺人(殺してください、と被害者が頼んだ場合に成立する。)を認定されて、同姓カップルのうち下腹部を刺した側の被告男性は減刑されたようだ。そういえば近年、東京新宿でも、男性同士のカップルの同じような事件があったか。

 最近ではSM部屋設置のラブホテルなども、普通のカップル向けにも売り上げを伸ばしているそうだが、危険な行為の代償は刺された側にこそ大きい? ので注意が必要だ。

 ちなみにK被告の場合は、自分の意志で大切な人を傷つけることはありません、と陳述したそうだが、とりもなおさずSM行為を否認したから、嘱託殺人にはならなかった。

 嘱託殺人には、執行猶予がつくことが多いのだが…。(了)

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2010年6月18日の社会記事

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