学校のマドンナが突然の失踪、友人の電話に謎の返答をした真相は【未解決事件ファイル】
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 2001年3月6日、北海道室蘭市に住む当時16歳の女子高校生Sさん(仮名)が行方不明になった。Sさんにいったい何があったのか。北朝鮮による拉致、バイト先でのトラブル、友人との怨恨などさまざまな憶測がネット上に流れたが、2019年現在もSさんの消息は生死含めて不明のままだ。

 Sさんは北海道でも有数の進学校に通い、成績は優秀。また、校内にファンクラブがあるほどの美人で、多くの生徒から注目を集める存在だったという。

 事件当日の3月6日は平日だったものの、Sさんの通っていた高校では、入試試験が行われていたため休校だった。

 Sさんは自宅近くのパン屋でアルバイトをしていた。Sさんの勤めていたパン屋は北海道にいくつか支店を構えており、Sさんは支店に勤務していた。3月6日はバイトが休みだったSさんだが、Sさんの友人によるとコーヒーの入れ方の指導を受けに本店へ行く予定が入っていたという。Sさんは本店に電話をかけて「午後1時すぎに向かいます」と従業員に話していた。

 午後0時25分、Sさんは自宅近くからバスに乗り込み本店へと向かった。しかし、約束の時間を過ぎても店に現れず、心配したオーナーは外へ探しに出たという。その頃Sさんは、本店最寄りのバス停より3つ先のバス停で降り、化粧品店に立ち寄る姿が防犯カメラに映っていた。

 午後1時42分、SさんのPHSに友人が電話をかけたが特に変わった様子はなかったという。電話では「もう市街地に着いた」とSさんは話した。しかし事態は急転。4分後の午後1時46分、友人が再びSさんに電話をかけると「今は話せないから、後でかけ直すね」とすぐに電話を切られてしまった。