夏の時期、欠かせないのが「心霊」である。最近はめっきり少なくなったが、数年前はオカルトブームがテレビ界にも到来。
各局がさまざまな心霊番組を特集し、視聴者の肝を冷やしたものである。だが、そんな身の毛もよだつ番組で、逆にスタッフ側が冷や汗をかいた出来事がある。それが「ヤラセ」の告発である。そこで、真夏の心霊番組ヤラセ事件簿をお届けする。その中で常習犯とも言えるのがTBS系で年に1~2回放送されていた『世界の怖い夜!』である。

 「2017年7月オンエアの同番組では、オープニングで心霊写真を紹介していました。
そこでは仲良さそうに写る友達の1人の足元に、謎の女性が写っているという1枚でした。心霊研究家はこれを『この場所で事故死し、この世に未練を残す女性の霊』と断定。ロンドンブーツ1号2号の田村淳やゲストの田中美佐子も恐怖におののいていました。ところが放送後、写真を撮影したTwitterのユーザーから『合成です!笑わせないで!』と指摘が寄せられました」(芸能ライター)

 心霊番組と言えば、いわくつきの家やホテルにタレントが乗り込み、心霊現象を体験し、それを撮影するロケが多いが、『怖い夜』ではそこでもやらかしてしまった。

 「2013年12月にオンエアされた中では、山梨にある心霊の噂が絶えないホテルにお笑いトリオのパンサーが潜入。3人はあり得ない怪奇音や、首が急に回る人形に出くわすたびに絶叫していました。
ところがこれを見た視聴者が、そのホテルを特定。すると現在は廃墟ではあるものの、地元ではそうした心霊が出るという話がない場所だということが判明します」(同)

 では、パンサーがおののいていた現象はどう説明がつくのだろうか。

 「今やネットでは“特定班”といって、とことん真実を突き止めるユーザーが存在します。彼らが、映像の中に、『振動させる装置を見つけた』と、故意に動かせる機械があったと証言し、ネットに投稿しました。つまりはこのホテルに起きた心霊現象と呼ばれるものは、各部屋に精巧に仕掛けられた機械によるものだということが分かったのです」(同)

 他にもこの番組ではネットユーザーから「ヤラセ」認定される現象がいくつも存在している。夏の時期のこのテの番組は、面白半分で見たほうがいいのかもしれない。