
海外ニュースサイト『People』は8月20日、同棲相手の当時3歳の甥を殺害した罪で殺人罪に問われていた21歳の男に終身刑が言い渡されたと報じた。
同記事によると2015年8月18日、米・テキサス州に住む男は、恋人の甥を近くの湖に連れ出したという。2人で湖の中に入った男は、男児の頭を水の中に押さえ付けて溺死させたそうだ。
事件当時、男は恋人であるガールフレンドととともに、彼女の兄家族を含む大家族で暮らしていたという。
男は彼女の妊娠を知り、子供が生まれたら子供部屋が必要になると考えたが、家に空き部屋はなかった。男児がいなくなれば部屋が空くと考えた男は、産まれてくる自分たちの子供の部屋を確保する目的で男児を殺害したという。
2019年8月16日、男児を溺死させたとして殺人罪で裁判にかけられていた男は、有罪判決を受け終身刑が確定した。裁判で男は罪を認めた上で、「恋人が、男児がいなくなったらいいと言っていた」と主張したという。
同記事によると、男の23歳の恋人も殺人の共謀罪で起訴され、今年6月に禁固20年の実刑判決が確定したそうだ。なお、彼女は実際には妊娠していなかったという。彼女は自分が妊娠したと信じていたのか、妊娠したと言って男をだましたのか、記事中に詳細はない。