新たな文春砲が炸裂している。『週刊文春』(文藝春秋)および、同誌のウェブサイトである「文春オンライン」が、爆風スランプ(活動休止中)のヴォーカルを務めるサンプラザ中野くんのスキャンダルを報じた。


 記事は、中野の33歳になる実娘による告発である。彼女は爆風のアルバム「よい」から取られた「よい子」と今でいうキラキラネームを名付けられ、周囲からからかわれるといったイヤな思いをしてきたため、大学生になり改名したという。さらに、中野は娘が小学2年生の時に離婚。その際、月40万円の生活費を負担する約束になっていたが、離婚3年目から金額が減り続け、最後には途絶えてしまった。母は娘にその事実を隠していたが、食べるものにも困窮し、養育費がないことが発覚。そして、離婚までの経緯をまとめた書類には、実娘の妊娠時に中野が、実娘の母親に中絶を強要していた事実も記されていた。


 サンプラザ中野くんと言えば、近年はホメオパシーなどにハマる健康系スピリチュアルキャラとして知られている。変人ではあるが、面白い人としてそれなりの好感度をキープしていたと言える。ただ、家庭を裏切り続けてきた姿に「週刊誌のスキャンダルってギャップが強調されるけど、これはひどいわ」「なんかスキンヘッドとグラサンも怖いイメージにしか見えない」といった非難する声が聞かれる。さらに、「よい子」と名付けられたのも「キラキラネームを付けられて裁判で変えてる子供って多いんだよね。この人も被害者」「親が子供に変な名前強要するのはナシだと思う」といった同情的な声が聞かれた。

 ただ、実娘の告発は、近年中野との関係性を回復した後の遺産相続トラブルを受けて起きたことから、私怨の印象も強く、「33年も生きてきたんだから人生は自分の責任では」「実の子供がこんなこと話すなんておかしい」「結局、お金が欲しいってことにしか見えない」といった告発者に厳しい声も目立つ。
さらに、中絶強要の事実を娘に知られてしまった母親にも「親として情けない」といった声が聞かれた。特に、同じ女性の立場から告発者に怒りを覚える人が多いようだ。

 事情が込み入っているだけに、さまざまな意見があるのだろうが、少なくとも中野のイメージダウンは避けられそうにない。