女優の川口春奈が、2020年NHK大河ドラマ麒麟がくる』に出演予定だった沢尻エリカ容疑者の代役に決定したことが発表された。

 合成麻薬MDMAを所持していたとして、16日に逮捕された沢尻容疑者。
準主役級で出演予定だった『麒麟がくる』は、既に10話分撮影していたこともあり、代役選びが急ピッチで進められた。そんな中、21日に代役が川口になったことが発表になった。

 事前の予想では、満島ひかり貫地谷しほり蒼井優など、沢尻と同年代で実力派の女優が候補になっていると報じられていたが――。

 「川口に決定し、もっとも多かったのは驚きの声。しかし、川口と言えば、これまで作品に恵まれなかった印象こそあっても、演技力があることでも知られており、納得したネットユーザーも多かったようで、『いいじゃん!頑張ってほしい!』『若いけど頑張って!』といったエールが多く聞かれました。また、『信長役の染谷将太とも合う』という声もありましたが、一方では、『時代劇経験ないのに大丈夫?』『スケジュール空いてたからねじこまれたとしか思えない…』という懸念も聞かれました」(芸能ライター)

 また、川口が代役に選ばれたことについても、さまざまな声が聞かれているという。


 「沢尻容疑者とはまったく路線が違う川口が選ばれたことについては、むしろ正反対の女優を使うことでイメージを新たにし、沢尻容疑者と比較しにくくする狙いがあるのでは、と言われているようです。また、単純に川口は現在、連続ドラマや映画も年1ぺースで出演し、時間もありました。時代劇未経験ながら、和顔で着物が似合う顔というバランスの良さから最終的に選ばれたのはないでしょうか」(同)

 “低視聴率女優”とも言われている川口。この注目度の高い『麒麟がくる』でその汚名を払拭し、女優としてのイメージを一新することはできるだろうか――。