またまた、やらかしてしまった。19日、海外のデタラメな日本文化を正すスペシャル番組『ぶっこみジャパニーズ』(TBS系)の第14弾が放送され、また物議を醸したのである。


 「この番組は以前から“やらせ”が指摘されていました。例えばスコットランドにあるラーメン店で提供されていたのは、韓国のインスタントラーメン『辛ラーメン』。しかも湯切りしないどころか、水洗いをして提供するため、スープが薄くなり味が全くしませんでした。ところがこの後、店主がFacebook上で『実際にはそのようなメニューは存在せず、番組から依頼されて作った』と暴露し問題に。さらに別の回では、南アフリカの寿司屋で、職人がマヨネーズを塗った手でシャリを握ったり、さらにはそれを油で揚げていたことも『捏造ではないか』と疑問視されていました」(芸能ライター)

 疑惑が絶えない中、今回もオンエアされたのだが、これもマユツバものだった。南米ペルーにある「寿司バー」に、この道56年の和食の料理人が正体を隠してラグビーのユニフォーム姿で乗り込み、料理を教えてもらうというテイで調査したのだが……。


 「バーの料理担当がとんでもない味噌汁の作り方を実演しました。やたらと大きな鍋にわずかな水を入れ、早めに沸かすために鍋を傾けてコンロにかけていたのです。さら味噌が入っていたパックに泡立て器をそのまま突っ込んで味噌をほじくり出す始末。もちろん出汁は取りませんでした。また強火で煮込んだため、泡まみれの味噌汁が出来上がりました」(同)

 常識外れの作り方にSNSユーザーは騒然とした。「味噌汁の作り方くらい調べれば出てくるわ」、「ふざけすぎててめちゃめちゃ腹が立っている」、さらには「やらせであってほしいくらい」という声もあった。


 さらにこのバーでは、シャリをそれぞれ両手に持ち、同時に強く握りつぶして寿司を作っていた。さらに寿司を食べる前に、日本のそばを使って焼きそばを提供するなどトンデモ映像が続出した。

 番組のコンセプトに対する批判もあった。「ここのお店の味はこれだし本場本場うるさいわ!!!」、「どうしても外国人にマウント取りたい欲の塊」、「文化を比べて優劣つけるとかマジで品性の欠片もない」と、他国を見下すような姿勢に憤慨するユーザーが続出したのだ。

 果たして次回はあるのだろうか。