北海道「表現の不自由展」、安倍総理から滝クリまで存命著名人の写真燃やし物議 事務局謝罪も波紋広がる

北海道「表現の不自由展」、安倍総理から滝クリまで存命著名人の写真燃やし物議 事務局謝罪も波紋広がる
 北海道・札幌市で12月21日に開催された「北海道・表現の自由と不自由展」が物議を醸している。

 「北海道・表現の自由と不自由展」は、今年8月~10月にかけて愛知県で行われた「あいちトリエンナーレ2019」の中で一時展示中止となった企画展「表現の不自由展・その後」に触発された道民有志が行った企画。札幌市教育文化会館で開かれ、来場者は約450人だったという。

 出展されたのは約10点ほどの作品で、その中には慰安婦を表現した「少女像」のミニチュア版もあったとのことだが、もっとも問題視されているのは映像作品「アデュー」について。来場者のSNSによると、その映像の中で、東条英機や安倍晋三総理大臣、菅義偉官房長官、安倍昭恵夫人、河村たかし名古屋市長など政治に関わる人物から、中原中也といった文豪や滝川クリステルの写真も、「燃やしてみよう」などといったテロップの元に燃やされた。さらに、赤ちゃんが写された写真も大量に燃やされたほか、愛子さまや、ベトナム戦争で逃げる子どもを写した写真や、被爆者、ナチスに迫害されたユダヤ人なども燃やされたという。

 この作品に対し、ネットからは批判が殺到。事務局に説明を求める声が多く寄せられていたが、これを受け事務局は25日にツイッターを更新し、文書を発表。「実行委員会及び作者から説明」として、実行委員は「意図も十分に説明していません」「不快な思いをされた方々がいます。展示責任のある実行委員会としてお詫び申し上げます」と謝罪した。また、作者で漫画家の鈴木翁二氏もその中で、さまざまな人物の肖像画を燃やしたことについて、「写真は百万回だって百ごじゅう万回だって燃やせる。体は一度しか燃やせない。かけがえのない命」「人を貶めたり傷つけたりする意図はありませんでしたが、配慮が足りず、こうした結果を生んでしまいましたことをお詫びいたします」とつづっていた。

 しかし、この謝罪ツイートにもネットからは、「これはお詫びではなく言い訳です」「肖像権の問題はクリアしていますか?」「完全に後付けの言い訳に過ぎない。なんで燃やす対象が保守系論客ばかりなんだ?」という批判の声が集まっている。

 ネット上の謝罪ではなく、記者会見などを求める声も多くあるが、果たして実行委員会側が対応することはあるのだろうか――。

記事内の引用について
北海道・表現の自由と不自由展事務局公式ツイッターより https://twitter.com/hyogen_hokkaido

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2019年12月27日の社会記事

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