伊勢崎の消防士長が失効免許で60回の緊急出動

       

 群馬県伊勢崎市消防本部は4月20日、運転免許を失効したまま約1年10カ月、消防車や救急車を運転していた男性消防士長(35)を減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。この間にサイレンを鳴らした現場出動も60回あった。

 消防本部によると、消防士長は10年6月24日の免許失効に気付かず、職場で免許証点検があった今年4月14日までの約1年10カ月間、公用車と私用車を運転していた。消防士長は「免許の期限を把握していなかった」と説明しているという。

 失効後に複数回の免許証点検があったが、期限切れを見落としたとみられる。消防士長は昨年4月に玉村消防署から境消防署に異動したが、二つの消防署の上司がともに点検の際、有効期限切れを見落としていた。市消防本部は今後、点検規則を整備する。

 発表によると、免許証が失効した10年6月から発覚まで、私用車を運転したほか、公用車を153回運転。うち出動は60回で、33回が消防ポンプ車、27回が救急車だった。

 監督者として消防本部幹部8人も文書訓告などの処分にした。毒島吉一消防長は「非常に重く受け止めている。職員一丸となり信頼回復に取り組む」とし、市消防本部の田島久雄総務課長は「免許証の点検はしていたが、不十分だった」と話した。

 それにしても、あり得ない話である。消防士が失効免許で消防車や救急車を運転していたなんて、ゾッとする。複数回の点検をしていながら期限切れに気付かなかったなど、点検していないのと同じことだ。約1年8カ月間も、事実上無免許で運転していながら、懲罰が減給6カ月間、10分の1では、随分軽い処分にも思えるが…。
(蔵元英二)

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2012年4月24日の社会記事

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