教科書はウソと間違いだらけ=子どもたちに正しい教育を―中国

教科書はウソと間違いだらけ=子どもたちに正しい教育を―中国
9月30日、中国青年報は教科書改善運動に取り組む郭初陽氏に関する記事を掲載した。郭氏は中国の教科書はウソや間違いだらけだとして、調査を続けている。写真は中国の小学校、国語の授業。<a href="http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=35800">【その他の写真】</a>(Record China)
2009年9月30日、中国青年報は教科書改善運動に取り組む郭初陽(グゥオ・チューヤン)氏に関する記事を掲載した。

郭氏は今年36歳。以前は杭州外国語学校で国語教師を務めていた。今はフリーの研究者として活動している。郭さんは現役国語教師20人余りが参加する第一線教育研究グループのメンバー。同グループのスローガンは「小学校の国語授業から“毒”を取り除け」、教科書の間違いやウソを調査している。

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教科書にはどのような間違いがあるのだろうか?一例として挙げられたのが以前、小学2年生の教科書に載っていた伝記「エジソン、母を救う」。急性虫垂炎の手術を受けることになったエジソンの母だが、ランプの明かりが暗く手術ができないと医者が困り果てた。そこで、まだ7歳だったエジソンが発明王の片鱗を発揮し、鏡を使って光を医者の手元に集めることを思いついた、というエピソードだ。

米国の大学に進学したある中国人はこのエピソードを友人に話したところ大笑いされたという。調べてみると世界で初めて盲腸の手術が行われたのは1886年、エジソンが生まれたのは1847年で7歳の時に手術があったはずもない。

一方で郭氏らの活動に疑義を呈する声もある。ある日本在住のネットユーザーは「重箱の隅をつつくようなことをするぐらいなら、いっそ辞典を教科書にすればいいではないか」と批判した。エピソードが真実かどうかというよりも、子どもに道徳心を教えられるかどうかを重視するべきとの意見もあるようだ。こうした意見に対し、郭氏は「正確さと道徳を教えることは両立する」と反論している。(翻訳・編集/KT)

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