どす黒く変色した大河=「ジーンズの都」の環境破壊―広東省広州市

どす黒く変色した大河=「ジーンズの都」の環境破壊―広東省広州市
26日、米CNNウェブサイトは、広東省を流れる大河・珠江の汚染問題を報じた。世界中に輸出されている同省広州市新塘のジーンズも汚染源の一つだという。写真は昨年11月、広州市で開催された新塘国際ジーンズファッションフェスティバル。<a href="http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=41769">【その他の写真】</a>(Record China)
       
2010年4月26日、米CNNウェブサイトは、広東省を流れる大河・珠江の汚染問題を報じた。27日、環球網が伝えた。

中国の近代化、経済成長を牽引してきた珠江デルタ地域。しかしここ数十年の近代化は珠江に大きな負荷を与えてきた。ゴミの廃棄、数千もの工場から流される排水。そして世界中に輸出されるジーンズも珠江汚染の要因となっている。

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広東省広州市増城市新塘。珠江デルタ東北部に位置するこの小さな街は世界的な「ジーンズの都」。年間2億本ものジーンズが生産される。その中には60もの海外ブランドも含まれる。ジーンズの独特の色合いはインディゴ染料によるもの。染色過程で大量の排水が生じる。特に中国では工場が汚水処理を行わないまま直接排水するケースも多いため、環境に大きな影響を与えている。衛星写真では新塘付近の川はどす黒く色が変わっている。

先に、環境保護団体・グリーンピースは報告書「珠江汚染」を発表した。珠江の水質検査の結果、マンガンが検出されたという。マンガン中毒は脳に影響を与え、さまざまな病気を引き起こす。また、広州国際SOS診所のトニー・リー氏は、「川が複数の重金属で汚染されていれば、神経系に影響を与え、がんを引き起こす要因ともなる」と指摘した。(翻訳・編集/KT)

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