「年齢改ざんは日常茶飯事」、サッカー界重鎮が中国スポーツ界の実情を語る―中国

「年齢改ざんは日常茶飯事」、サッカー界重鎮が中国スポーツ界の実情を語る―中国
17日、「選手の年齢改ざんは日常茶飯事」―。中国サッカー協会の薛立副主席はスポーツ界の実情をこう語った。背景には「金メダル至上主義」があるという。写真は年齢詐称疑惑が指摘されたフィギュアスケートの張丹・張昊ペア。<a href="http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=49366">【その他の写真】</a>(Record China)
2011年2月17日、「選手の年齢改ざんは日常茶飯事」―。中国サッカー協会の薛立(シュエ・リー)副主席はスポーツ界の実情をこう語った。背景には「金メダル至上主義」があるという。スポーツ紙・勁体育が伝えた。

中国では優秀な選手を輩出すれば、その地方の体育当局の「政治上の業績」となり、中央政府から多額の助成金をもらうことができる。薛副主席によれば、これが「勝つためにはなりふり構わず」という風潮が蔓延する大きな原因となっている。

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先日、広西チワン族自治区梧州市で体育局幹部直轄のサッカーチームの選手を対象に実施した「骨年齢」の検査では、実年齢と一致しなかった選手の割合は78%にも上った。薛副主席によると、サッカー界では年齢を低くサバ読みするのが一般的。自分より年齢が低い相手と戦えば有利だからだ。

具体的なやり方は地方体育局が「行政命令」で戸籍を管轄する公安局に「戸籍年齢の改ざん」を命じるというもの。「お上」からの指示には誰も歯向かえず、関係者の間では改ざん後の身分証明書が「本物のニセ身分証」と呼ばれていることも分かった。

コーチも必死だ。良い成績を上げなければ簡単に解雇されてしまうため、コーチが年齢詐称を選手の親に持ちかけ、親も「我が子を一流に」との思いから積極的に不正に協力する。発覚しても悪びれず、「(年齢を改ざんしなければ)スタート地点から我が子が負けることになる」と話す親もいるという。(翻訳・編集/NN)

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