福建省でも妊娠8カ月の女性を強制堕胎、罰金支払った3日後に―仏メディア

福建省でも妊娠8カ月の女性を強制堕胎、罰金支払った3日後に―仏メディア
9日、中国福建省ホ田市仙游県で今年4月、2人目の子どもを妊娠8カ月で強制的に堕胎させられる事件が起きていたことが分かった。写真は福建省竜岩市に書かれた一人っ子政策の標語。(Record China)
2012年7月9日、中国福建省ホ田市仙游県で今年4月、2人目の子どもを妊娠8カ月で強制的に堕胎させられる事件が起きていたことが分かった。中国では6月にも陝西省で妊娠7カ月の女性が強制堕胎させられ、地元当局の担当者が処分を受けたばかり。フランス国営ラジオ局RFIが伝えた。

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妊娠8カ月で強制堕胎させられたのは、同県大済鎮東井村で農業を営む呉良杰(ウー・リアンジエ)さんの妻、潘春煙(パン・チュンイエン)さん(30)。当局の要求通りに一人っ子政策違反の罰金として5万5000元(約69万円)を支払ったにもかかわらず、その3日後に堕胎手術が強行された。

事件が起きたのは今年4月。2人目を身ごもった呉さん夫妻を同鎮の副鎮長ら計7人が訪問、潘さんを連れ去り、鎮政府ビルに監禁した。この状況に何かを察した同村の共産党委員会書記が、呉さん夫妻が先に支払っていた罰金2万元(約25万円)をなぜか返却。ところが翌日、今度は「5万5000元を払えば、お腹の子どもは産んでよい」と言ってきた。

呉さん夫妻はすぐに要求通りの額を納めたが、3日後の同6日、潘さんは仙游県の産婦人科病院に連れて行かれた。当局は呉さん夫妻の親戚らが病院に近づけないよう、車7台、計60人を出動。何とか阻止しようとした潘さんの祖母やいとこが当局に殴られた。

潘さんは病院で内容も確認させてもらえないまま、書類に捺印させられ、その後、お腹に注射を打たれた。そして、2日後の早朝、お腹の赤ちゃんを死産した。事件から2カ月経つが、潘さんの体調はいまだに芳しくない状態だという。

呉さん夫妻が受けた精神的苦痛は計り知れない。現在、北京の弁護士、徐燦(シュー・ツァン)氏が呉さんの依頼を受け、刑事事件として訴えを起こす準備を進めている。徐氏は「勝てる確率は低いかもしれない。だが、陝西省の事件も合わせ、一人っ子政策に対する当局の姿勢を問いただしていきたいと思う」と話している。(翻訳・編集/NN)

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