中国海軍が東シナ海で実弾演習を開始、「日本への警告」か―英メディア

中国海軍が東シナ海で実弾演習を開始、「日本への警告」か―英メディア
10日、中国海軍が予告通り、東シナ海での6日間にわたる実弾演習を開始した。写真は中国海軍のミサイル護衛艦。(Record China)
2012年7月10日、中国海軍が予告通り、東シナ海での6日間にわたる実弾演習を開始した。英BBC中国語版ウェブサイトが伝えた。

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中国海軍はこれに先立ち、今月10~15日に東シナ海で実弾演習を実施するとして、安全確保のため、航行禁止海域を通達していた。周辺国との領有権争いが激化する中での今回の実弾演習。そこにはどんな思惑があるのか、各国から大きな関心が寄せられている。

今回の実弾演習を「日本への警告」とみる向きも多い。今年4月に石原慎太郎都知事が尖閣諸島の購入計画を表明、今月7日には野田佳彦首相が国有化する方針を明らかにし、中国側の反発を招いている。

9日付の中国共産党機関紙・人民日報系の国際情報紙、環球時報は「日本が釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題で中国と争っても、全く勝ち目はない」とする論評記事を掲載、日本の尖閣問題に対する一連の動きをけん制した。

このほか、今月2日に米国とフィリピンが南シナ海で合同軍事演習を実施したことに対するあてつけとの見方もある。「アジア回帰」を宣言した米国は、中国と領有権争いを抱える周辺国との関係強化を進めており、中国は不快感をあらわにしている。

一方、中国官製メディアは今回の実弾演習について、「計画に基づいたもの」と報道。主な目的は海軍の作戦能力の向上で、「他国を威嚇するつもりはない」と強調。演習地点もフィリピンと領有権を争うスカボロー礁(中国名・黄岩島)や尖閣諸島からは「相当離れている」としている。

中国海軍は2010年7月にも東シナ海で実弾演習を行っているが、今回はそれよりも規模が大きいものとなっている。(翻訳・編集/NN)

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