1000万匹の「黒いダイヤ」高利潤のゴキブリ養殖=漢方、化粧品メーカーが得意先―中国

1000万匹の「黒いダイヤ」高利潤のゴキブリ養殖=漢方、化粧品メーカーが得意先―中国
17日、人々に嫌悪されるゴキブリの養殖で財を成している人々がいる。値段は数年間で10倍に高騰し、製薬メーカーや化粧品メーカーが得意先だという。写真は山東省の漢方医院。(Record China)
2013年10月17日、参考消息は、人々に嫌悪されるゴキブリの養殖で財を成している人物を紹介した。新華網が伝えた。

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かつて鶏舎だった小さな小屋は、現在ゴキブリ養殖場の一部となっている。飼育されているゴキブリは数百万匹に上り、波型の金属板や卵ケースの隙間をちょこまかと動き回っている。経営者の王(ワン)氏は、後ずさりする見学者に「怖くないよ」と声をかける。大多数の人にとってゴキブリは恐怖の対象だが、王さんは嬉しそうな目つきで、富と未来をもたらしてくれるゴキブリたちを眺めていた。

米紙ロサンゼルス・タイムズの15日付の記事によると、王さんは中国最大手(あるいは世界最大手かもしれない)のゴキブリ生産者で、ゴキブリ養殖場を6つ所有し、1000万匹に上るゴキブリを飼育している。安価なタンパク質源であり、羽からも物質を採取できるゴキブリは、アジアの製薬メーカーや化粧品メーカーに販売されている。

王氏は2010年にゴキブリ養殖業に参入したが、乾燥ゴキブリの価格は当時1ポンド(約454グラム)が2ドルだったのが、10倍の20ドルにまで高騰している。漢方薬のメーカーが粉末のゴキブリを大量購入しているためだ。王氏は「養豚を考えたこともあったが、従来の養殖業は利潤が少ない。ゴキブリだと20元(約3200円)の投資で150ドル(約1万4700円)回収できる」と語った。

中国にはおよそ100軒のゴキブリ養殖場があり、まるでゴキブリの繁殖のごときスピードで新たな養殖場が誕生している。この事業が世を忍ぶものであることは、心情的にも理解できるだろう。王氏の養殖場は高架道路の下の農業園区にあり、入口の看板には「済南華魯飼料有限公司」としか書かれていない。

ゴキブリを使用する企業は、製品に使用されている「秘密の成分」を知られないよう、慎重に事を運んでいる。おそらく、誰もが自分の家の裏にゴキブリ養殖場があることを喜びはしないだろう。同じくゴキブリ養殖を営む鄒(ゾウ)さんは「ゴキブリ養殖を始めた頃は皆に笑われました。でも、ゴキブリが富を運んできてくれるんです」と語った。彼女は、ゴキブリの販売で毎年1万ドルを稼ぎ出しているという。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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