ムーディーズ、政治的な混乱が続くタイの国債格付けをBaa1(安定的)に据え置く

ムーディーズ、政治的な混乱が続くタイの国債格付けをBaa1(安定的)に据え置く
21日、世界的な格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスはタイの国債格付けをBaa1(安定的)で維持すると発表した。(Record China)
2014年2月21日、世界的な格付け会社のムーディーズ・インベスターズ・サービスはタイの国債格付けをBaa1(安定的)で維持すると発表した。

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今回のタイ国債格付け維持は、06年9月のクーデター以来、政治的な紆余曲折を経験しながらも基本的には信用を維持してきたとの見解に基づいている。ここ最近の政治的混乱は格付けにはほとんど影響していない。

今回の決定には以下の4つの要因が考慮された。

(1)政府の債務構造が良好
13年末現在、政府の債務全体に占める外貨建て債務の割合は2%未満であり、豊富な外貨準備高に照らして、外国為替によるリスクは事実上ないと考えられる。また、債務残高に対する平均償還期限は8.3年と比較的長く、借り換えリスクを緩和している。

(2)慎重な金融およびマクロ経済政策と財政運営
タイ中央銀行によるインフレ・ターゲット策の成功が、資金調達のコストを低く抑え、安定的に調達するのに貢献している。

(3)経常収支の悪化にもかかわらず、外的要因によるリスクが少ない
タイの経常収支は、2012年以降赤字に陥っているが、14年、15年には、赤字はGDPの1%未満に収まると予想している。非居住者によるバーツ建てタイ国債の購入は他国と比較して少額に留まっている。加えて、国内の高い流動性が、海外への流出に起因する金利の変動によるリスクを緩和している。

(4)明るい成長見通し
ムーディーズは今の政治的混乱は中期的な成長の見通しには重大な影響を与えないと考えている。今年後半に政治が正常化すれば、14年の実質GDP成長率は3%くらいとなり、その後15年から18年にかけて年平均4.5%の成長を見込んでいる。これはBaa格付け諸国の3.7%、A格付け諸国の3.4%に比較して十分高い。(提供/Global News Asia・翻訳/編集:YK)

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