北京・天津・河北、深刻な大気汚染、基準超過は月20日―中国

北京・天津・河北、深刻な大気汚染、基準超過は月20日―中国
14日、中国の首都・北京市と天津市、河北省からなる「京津冀経済圏」は大気汚染が南部の工業地帯よりも深刻な状態にあるという。写真は14年2月、北京の大気汚染。(Record China)
2014年4月14日、中国政府の発表した統計データによると、首都・北京市(京)、直轄市の天津市(津)、河北省(冀)からなる「京津冀経済圏」で、基準値を上回る大気汚染が観測されたのは月平均20日に上り、南部の代表的な工業地帯「長江デルタ」や「珠江デルタ」よりも深刻な状態にあることが判明した。シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。

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2013年5~12月の中国環境保護部の観測データに基づき、北京市統計局と国家統計局北京調査本部が発表した情報によると、北京市、天津市、河北省の13都市で基準を超える大気汚染が観測された月平均日数の割合は65.7%だった。珠江デルタでは32.8%で、北京市はその2倍ということが分かる。

大気汚染源については、さまざまな見方が出ているが、清華大学の賀克誠(ホー・カーチョン)教授は、中国には最先端の製造ラインと旧式の製造ラインが混在しており、汚染源としてその整理はきわめて困難だと指摘している。一方、北京市の統計部門は地域の産業構造から主要な汚染源を算出、2012年の京津冀経済圏における自動車の窒素酸化物(NOx)排出量は68.2万トンであり、窒素酸化物総排出量の30%を占めることを統計から割り出した。

河北省では石炭による大気汚染が深刻なことも明らかになった。石炭を燃焼させると大量の二酸化硫黄(SO2)が排出され、大気汚染を引き起こす。2012年の同省における石炭消費はエネルギー消費全体の88.8%を占め、北京(25.4%)や天津(59.6%)を大きく上回った。河北省の二酸化硫黄排出量は京津冀経済圏全体の80.8%を占めている。(翻訳・編集/岡田)

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