日本の侵略は中国に良い影響もあったのか―中国メディア

日本の侵略は中国に良い影響もあったのか―中国メディア
11日、鳳凰網は、抗日戦争史の専門家・栄維木氏による「日本の侵略は中国に良いことももたらしたのか」と題する文章を掲載した。写真は豊満水力発電所。(Record China)
2015年9月11日、鳳凰網は、抗日戦争史の専門家・栄維木(ロン・ウェイムー)氏による「日本の侵略は中国に良いことももたらしたのか」と題する文章を掲載した。

【その他の写真】

文章では、日本において中国侵略は「大東亜共栄圏」や「共存共栄」の旗印のもとに行なわれたとされ、一部からは中国にさまざまな施設を建設し、発展を助けたという論調があることを紹介。例として、東北地方の豊満水力発電所や長春市の都市整備などを挙げている。

しかし、文章では「日本は『中国に良い影響ももたらしたのだから、日本を恨んでばかりいるな』と言っているわけだが、この認識は間違っている!」と主張する。

文章はまず、「日本が東北を占領した際には、確かにいくつかの投資を行った。しかし、その目的は中国の資源を奪うことにあり、石炭や鉄鉱、木材など重要な資源が日本に運ばれていった。つまり、この“建設”は日本の資源獲得の戦略のためのものだった」と指摘する。

さらに、「このような現代化はわれわれが望んだものではない」と主張。1853年にマルクスが記したアヘン戦争に関する文章を引用して「植民者は必ず現地人から略奪する。略奪して統治するからには、何らかの現代化が伴うのは必然である」とし、「現代化には帝国主義が許す範囲内でのものと、国家が自主的に行うものの2種類がある。われわれに必要なのは後者である」としている。

文章は最後に「日本の建設に中国人は代価を支払った。東北地方の労働者の死亡率は非常に高く、数百万人が犠牲になった。われわれにはこのような現代化は必要なく、日本も“共栄”などという言葉で侵略の本質を隠ぺいしてはならないのである」としている。(翻訳・編集/北田)

あわせて読みたい

レコードチャイナの記事をもっと見る 2015年9月13日の中国記事

トピックス

今日の主要ニュース 国内の主要ニュース 海外の主要ニュース 芸能の主要ニュース スポーツの主要ニュース トレンドの主要ニュース おもしろの主要ニュース コラムの主要ニュース インタビューの主要ニュース

中国ニュースアクセスランキング

中国ランキングをもっと見る

コメントランキング

コメントランキングをもっと見る

海外の人気のキーワード一覧

新着キーワード一覧

このカテゴリーについて

中国の政治、経済、外交、事件などをお届け中。