嫁不足の農村を襲ったベトナム人花嫁の集団失踪劇、その被害額は?―中国

嫁不足の農村を襲ったベトナム人花嫁の集団失踪劇、その被害額は?―中国
5日、中国農村部では「嫁不足」の問題が深刻になっている。そんな中、ベトナムから大勢の花嫁を迎えたある農村で、集団失踪事件が発生した。写真は中国の伝統的な結婚式。(Record China)
2015年11月5日、中国農村部では「嫁不足」の問題が深刻になっている。後継ぎになる男児を女児よりも尊ぶ旧来の観念と、長年続いた産児制限が相まって、人口の男女比が不均衡になったことが主因だ。加えて、今どきの若者はこぞって都市部へ出稼ぎに行くが、女性の場合は多くがそのまま結婚して戻ってこないため、事態はさらに厳しくなっている。京華時報が伝えた。

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山東省冠県在住の29歳の男性、牛志忠(ニウ・ジージョン)さんも、花嫁候補不在に頭を悩ませていた1人。2年前、「お金さえ払えば結婚できる」と誘われ、隣村のある夫婦から女性を紹介された。女性は9歳年上の38歳で、ベトナム出身だった。中越国境付近の出身で、10年以上前に中国人男性と結婚して移住してきたという。中国生活が長いせいか、流ちょうな中国語を話す。前夫とは家庭内暴力が原因で離婚したとの話だった。

牛さんは結納金として6万5000元(約122万円)を提示された。これを支払うために4万元(約77万円)の借金をしたという。お金を収めると、入籍を待たずにその日から一緒に暮らし始めた。女性の過去についてはいろいろとはぐらかされ、詳しいことは知る由もなかった。

女性は家事もきっちりとこなす働き者だったが、とにかく謎の行動が多かった。同居開始当日、「母に送金するお金がほしい」と求めてきて現金を渡した。携帯電話を2台持っており、ベトナム語で頻繁に長電話をしていた。ある時は、携帯電話の電源を切ったままこつぜんと姿を消した。入籍のための必要書類を用意するように言うと、「中国で国際結婚するには手続きが複雑。半年以上はかかる」と言われ、ついに入籍することもなかった。勝手に次々と家具を買い足し、つねに「お前は貧乏」と文句を言ってきた。ただ、不審に思う点があっても警察に届けることはできなかった。しょせん、金でもらってきた内縁の妻である。むしろ、牛さんのほうが人身売買を疑われる可能性が強かった。

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