<中国は今!>2500年以上も前の「京杭大運河」は今も現役=北京から杭州まで2500キロを結ぶ―ジャーナリスト・相馬勝

<中国は今!>2500年以上も前の「京杭大運河」は今も現役=北京から杭州まで2500キロを結ぶ―ジャーナリスト・相馬勝
北京の街中を20分ほど走ると、大きな公園が位置しており、その真ん中を大きな川が貫いている。知人が「『京杭大運河』という中国を南北に縦断する、かつての運河の一部ですよ」と教えてくれた。写真は北京・通州区の大運河(筆者撮影)。(Record China)
北京市は14区と2県からなっている。中心部は西城区や東城区、朝陽区などで、県は密雲県と延慶県だ。最近、北京に行った際、天津に隣接する最も東部の区である通州区を訪れた。

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市中心部から高速道路でたったの10分で、通州区の入り口に着いてしまった。そのときの交通事情もあるのだろうが、市中心部からすぐ隣という感覚だ。

街中を20分ほど走ると、大きな公園が位置しており、その真ん中を大きな川が貫いている。

「これは『京杭大運河』という中国を南北に縦断する、かつての運河の一部ですよ。天津から伸びていて、通州が最終地点です。全長2500キロあります」との知人の言葉を聞いて、「かの有名な大運河はまだあったのだ」と感激してしまった。

北京市の観光ガイドブックによると、京杭大運河は北京から杭州まで全長2500キロメートルを結んでいる。紀元前403年から始まる戦国時代から、部分的には開削され、隋代(581―618年)の初代皇帝・楊堅と二代皇帝・煬帝の二代の皇帝が完成した。運河建設には100万人の民衆が動員され、人民に負担を強いたことから、不満が鬱積して、隋末の反乱の原因となり、隋はわずか二代で滅亡する。

だが、運河が完成したことによって政治の中心地華北と経済の中心地江南、さらに軍事上の要地●(サンズイに豚のつくり)郡が結合して、中国統一の基盤が整備されたのだ。

その後も運河は歴代王朝によって拡幅工事などが続けられ、現在も中国の大動脈として利用されている。

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