田中・周恩来会談で、尖閣諸島での日中石油共同開発構想が話し合われた=72年日中国交正常化交渉―石橋湛山賞『戦後70年保守のアジア観』著者

田中・周恩来会談で、尖閣諸島での日中石油共同開発構想が話し合われた=72年日中国交正常化交渉―石橋湛山賞『戦後70年保守のアジア観』著者
若宮啓文元朝日新聞主筆(写真左)が、今年の「石橋湛山賞」を受賞した『戦後70年保守のアジア観』(朝日選書)をベースに、日本記者クラブで講演。43年前の日中国交正常化交渉で、尖閣諸島での石油掘削共同開発構想が持ち出されたことを明らかにした。(Record China)
2015年12月8日、若宮啓文元朝日新聞主筆が、今年の「石橋湛山賞」を受賞した『戦後70年保守のアジア観』(朝日選書)をベースに、日本記者クラブで講演した。同書は、43年前の日中国交正常化交渉で両国共同による石油掘削開発構想が持ち出されたことを明らかにし、講演でも詳述した。講演要旨は次の通り。

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1972年9月に田中角栄首相(当時=以下同じ)が訪中。周恩来首相と首脳会談を行い、日中共同声明をまとめて国交正常化を果たした。この会談で田中首相が、中国が領有権を主張する尖閣諸島について考えを聞いたところ、周首相は「今は取り上げたくない」とさえぎった。

このやりとりは広く知られた話だが、当時、田中・周会談に同席した二階堂進官房長官が25年後、朝日新聞のインタビューで、「会談で田中首相は周首相に『尖閣周辺で石油の共同開発をしませんか』と持ちかけた」と新たな驚くべき証言をした。

取材を重ねると、この「共同開発発言」を裏付ける証言が次々と出てきた。
96年に私(若宮氏)が会見した江沢民国家主席は、「石油共同開発」を田中首相が持ちかけた話を紹介したところ、「それも一つの考えですね」と話した。

実は田中首相はそれ以前から「共同開発」を構想、「国交正常化の前に尖閣諸島周辺で中国と一緒に開発しよう」と言い出していたことを、両角良彦元通産事務次官が証言している(中央公論76年4月号・田原総一朗氏執筆記事)。この会談に先立つ72年7月末に

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