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先月、日本政府が竹島の領有権の根拠とするため『メチのいた島』と題する絵本の電子書籍を全国約3万2000の小中学校に配布するとしたことへの対応だという。「メチ」は日本の方言でアシカの一種を指す。徐教授は「絵本を見た日本の小中学生は、韓国人が独島(竹島の韓国名)を不法占拠していると判断してしまうに違いない」とし、「絵本のどの部分が間違っているか、内容に一つ一つ反論する必要があった」と、動画制作の理由を説明した。
動画は、「1904年に日本の漁業者が独島での独占漁業権を行使するために独島の日本編入を要請した」とし、島根県の告示によって島の日本編入が発表された後、「日本人による無差別的なメチ漁が行われ、メチは次第に独島から姿を消した」と説明している。
徐教授は、「(竹島を)実効支配するわれわれとしては日本の活動に一喜一憂する必要はない」としながらも、日本による歴史の歪曲(わいきょく)、誤った内容の広報には「強力に対応すべきだ」と述べた。
これについて、韓国のネットユーザーは次のようなコメントを寄せている。
「朝鮮トラもジャワトラも独島アシカも、みんな日本人のせいで絶滅したんだ」