<直言!日本と世界の未来>中国の科学技術の進歩に驚く、日本はどのように対応すべきか?―立石信雄オムロン元会長

<直言!日本と世界の未来>中国の科学技術の進歩に驚く、日本はどのように対応すべきか?―立石信雄オムロン元会長
中国は世界に先駆けてキャッシュレス社会を実現させたと言われているが、人工知能やロボットなど世界的に注目を集める次世代産業でも、中国の存在感が急激に増している。日本企業は中国の知的人材の存在を十分念頭に置きながら、中国との新たな関係を築いていく必要がある。(Record China)
中国では大都市だけでなく内陸部でも、スマホ一台さえあれば、交通でも、食事でも、どんな支払いも簡単にできてしまう。物乞いの人たちにとってもスマホがをかざして入金してもらわざるを得なく、スマホが必需品というから驚きである。中国は世界に先駆けてキャッシュレス社会を実現させたと言われているが、人工知能(AI)やロボット、フィンテック(金融技術)、医療ヘルスケアなど世界的に注目を集める次世代産業でも、中国の存在感が急激に増していると聞く。AI関連の特許出願数では、米国は首位を守っているが、伸び率では中国勢が凌駕、世界の主導権を握りつつあるという。

世界の自動車メーカーやグーグル、アップルなどが覇を競う自動走行分野で、IT大手の百度(バイドゥ)は自動走行車のプラットフォームを、各国の大手自動車メーカーに公開した。世界中を走る自動車から走行データを吸い上げることで自社のAI開発を強化するのが狙いとか。

医療ヘルスケア分野でも中国ではすでにこの分野のベンチャー企業が100社以上誕生、その多くは医療情報のビッグデータを利用したものだ。ウェアラブル端末では血圧や体温、血糖値、睡眠時間などがクラウド上で共有され、スマホにフィードバックされる。また各患者のカルテや体内検査CT・MRI画像などをビッグデータ化し、治療に役立てるシステムも開発されている。

中国のネット利用者数は2010年以降急増、現在9億人近くにに達している。中国は断トツの世界最大の電子商取引(EC)市場で、全世界のオンライン販売の4割近くを占めている。アリババのプラットフォーム上の取引だけで昨年に総額5000億ドル(約57兆円)に達し、アマゾンと米イーベイの取引額合計を上回っている。

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